お手軽な釣りとして人気のハゼ釣り。釣り初心者でも狙いやすくハイシーズンの夏場であれば初心者やお子さんでも数釣りが楽しめます。
揃えなくてはいけない釣り道具も、他の対象魚に比べて少なく、リーズナブルに始められるのもハゼ釣りの魅力のひとつです。
この記事では初めてハゼ釣りに挑戦してみたい方向けに、必要な道具や持って行くと便利なものを紹介したいと思います。
ハゼ釣りを思いっきり満喫するためにも、忘れ物をしないよう事前のチェックリストとしてご活用ください。
ハゼ釣りの持ち物リスト
必需品
- 釣竿
- 仕掛け
- 釣り餌
- ライフジャケット
- ハサミ
- クーラーボックス
- タオル
- 飲み物
- 日焼け止め
- 虫除け
- ポリ袋
あったら便利なもの
- 水汲みバケツ
- 鑑賞用ケース
- 魚掴み
- 針外し
- アウトドアチェア
- ジップロック
- ウェットティッシュ
- レインコート
ハゼ釣りに行く際の必需品
釣竿
ハゼ釣りハイシーズンの夏場であれば、ハゼは水深の浅い足元付近に溜まっていることが多く、仕掛けを遠くに投げる必要はありません。簡易的な「のべ竿」があれば十分にハゼ釣りを楽しむことができます。
のべ竿では届かないような釣り場であれば、リール付きの竿を用意する必要がありますが、ハゼ釣りであれば本格的な竿を用意する必要はなく、初心者向けにセット販売されているものを購入すると良いでしょう。
仕掛け
釣り針や糸をバラバラで購入して仕掛けを組むことも可能ですが、釣り初心者の方であれば、ハゼ釣りように仕掛けが組まれているセット販売の仕掛けを購入すると良いでしょう。のべ竿の先にセットするだけですぐに使えて便利です。
釣り餌
ハゼ釣りによく用いられる餌は釣具屋さんで販売されているアオイソメなどの虫エサですが、苦手な方も多いかと思います。夏場のハゼは食欲が旺盛で、アオイソメ以外の餌でも十分に釣ることが可能なので、色々試してみると良いでしょう。
ちなみに、虫エサ以外でお勧めなのは、スーパーでも購入できるボイルしたホタテです。ホタテの貝柱部分を釣り針で削ぐことで簡単に餌をつけることができ、初心者でも手返し良くハゼ釣りが楽しめます。
ハサミ
余分な仕掛けを切ったり、ハゼに飲まれて外せな仕掛けを切ったりするためにハサミが必要です。大きすぎると不便なのでできるだけ小さいハサミを用意すると良いでしょう。糸を着るだけなら爪切りなどでも代用可能です。
ライフジャケット
釣りをする際は必ずライフジャケットを着用しましょう。小さなお子さんはもちろんですが、大人も過信せずにライフジャケットを着用してください。
クーラーボックス
ハゼは傷みやすい魚なので、釣ったハゼを持ち帰って食べたい場合はクーラーボックスを用意する必要があります。保冷バックなど簡易的なもので構いませんので、家に持ち帰るまできちんと冷やしておきましょう。
タオル
餌や釣った魚で汚れますので、タオルは余分に持っていくことをお勧めします。
飲み物
熱中症対策として水筒やペットボトルを持参し、こまめに水分補給をとるようにして下さい。釣りに夢中になっているお子さんには、親御さんが水分補給を促してあげましょう。
日焼け止め
ハゼ釣りハイシーズンの夏場は紫外線も強く、また海面からの照り返しもありますので普段以上に日焼け止め対策をする必要があります。日焼け止めが汗で流れて効果が落ちていきますので、頻繁に塗り直すなど十分な日焼け対策をしましょう。
虫除け
夏場は虫よけ対策も必須です。海の近くには磯ブヨなど噛まれると非常に強い痒みを発生させる虫がいますので、こまめに虫除けスプレーをするなど対策をしましょう。
ポリ袋
釣りで出たゴミを持ち帰れるようにポリ袋などを用意しましょう。近年、多くの釣り場でゴミの問題が発生していて、釣り禁止となってしまう釣り場も増えています。ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
ハゼ釣りに行く際に持っていくと便利なもの
水汲みバケツ
手を洗うための水を汲んだり、釣れたハゼを生かしておくために利用したりと水汲みバケツがあると便利です。
鑑賞用ケース
お子さんが一緒の場合は、釣ったハゼを観察するためにプラスチックの虫かごなど観賞用ケースを持参すると良いでしょう。
魚掴み
ハゼを狙っていても違う魚が釣れることも多々あります。中には毒を持った魚がつれてしまうケースもありますので、知らない魚がつれた場合はいきなり素手で触るのは避け、魚掴みを利用するようにしましょう。料理用のトングなどでも代用は可能です。
針外し
魚が針を飲んでしまい外しづらいこともありますので、専用の針外しがあると便利です。ただし、ハゼの場合は一般的な針外しよりも小さいものでないと口に入りませんので、できるだけ小さいものを用意しましょう。
アウトドアチェア
のんびりと釣りを楽しみたい場合は簡易的なものでも良いのでアウトドアチェアを持っていくと良いでしょう。
ジップロック
釣れたハゼを持ち帰る際にジップロックに入れておけばクーラーボックスを汚さなくて済みます。他にも、使用した仕掛けなどを持ち帰る際にもジップロックが役立ちます。
ウェットティッシュ
丈夫で破れにくいウェットティッシュは色んな場面で活躍します。魚の臭いが消えるウェットティッシュも販売されていますので、魚の臭いが気になる方は持っていくと良いでしょう。
レインコート
急な雨に備えてレインコートも持参しましょう。
最後に
ハゼは海だけでなく河川など様々な場所で釣ることができる魚です。しかし、どこでも釣りをして良いというわけではなく、釣りが禁止されている場所も多いので、ハゼ釣りをする際は事前に確認しておく必要があります。
また、釣りができる場所でもルールが設けられています。みんなが楽しく釣りができるよう、一人ひとりがルールやマナーを守ることが大切です。