この記事ではバードウォッチング初心者さん向けに、公園などでのバードウォッチングに出掛ける際の持ち物リストを紹介します。初めてのバードウォッチングでも安心して楽しめるよう、事前のチェックリストとしてご活用ください。
バードウォッチングの持ち物リスト
必需品
- 双眼鏡
- リュックサック
- 飲み物
- レインコート
- タオル
- 帽子
- 日焼け止め
- 虫除け
- ポリ袋
- スマートフォン
あったら便利なもの
- カメラ
- 三脚・一脚
- コンパクトなアウトドアチェア
- ノート・筆記用具
- 野鳥図鑑
- ホッカイロ
- 軽食・おやつ
バードウォッチングに行く際の必需品
双眼鏡
野鳥は警戒心が強く人が近づくとすぐに逃げてしまいます。間近に野鳥がやってくることは少なく、大抵は遠くの木の上などの野鳥を観察することになりますので双眼鏡が必須アイテムです。(望遠レンズ付きのカメラで代用することもできます)
双眼鏡は倍率が高ければ高いほど良いと思いがちです~が、初心者さんの場合は倍率が高すぎると扱いづらいというデメリットもありますので『8~10倍』くらいの双眼鏡を用意すると良いでしょう。
なお、双眼鏡にはストラップを付けて首から下げておくと急に野鳥が現れてもすぐに観察でき便利です。
飲み物
長時間歩くことになりますので、熱中症対策としてこまめに水分補給ができるよう水筒などで飲み物も持っていきましょう。熱中症予防に良いとされる塩飴も一緒に持っていくとより効果的です。
レインコート
特に山へバードウォッチングに行く際は天気が変わりやすいのでレインコートなどの雨具も必需品です。もしもの時の防寒対策にもなるようなものを選ぶと良いでしょう。
タオル
暑い夏場は汗だくになることが予想されますので、汗ふきタオルも持っていきましょう。冷感タオルも暑さ対策におすすめです。
帽子
日差しの強い夏場は帽子も必需品です。日差しを遮る長いツバの帽子で、かつ目立たない色のものを選びましょう。
日焼け止め
日差しの中を長時間歩くことになりますので、夏場は必ず日焼け止めもしていきましょう。
虫除け
バードウォッチングのスポットは基本的に自然が多い場所となっています。虫も沢山いますので虫除けスプレーなどを持参して、こまめに虫除け対策を行う必要があります。
ポリ袋
途中で軽食を食べる場合などにゴミが出ます。きちんとゴミを持ち帰れるようにポリ袋などを持参しましょう。ゴミのポイ捨ては厳禁です。
スマートフォン
もしもの時に連絡がとれることはもちろん、地図アプリで現在地を確認できたり、その場で野鳥について調べられたりとバードウォッチングでもスマートフォンは大活躍します。
なお、山など圏外になってしまう可能性がある場所に行く際は、事前に地図のデータをダウンロードするなど対策をして行きましょう。
リュックサック
リュックなど両手が空けられるバックも必需品です。長時間本格的なバードウォッチングを楽しみたい場合は必然的に荷物も増えてしまいます。大きめのリュックを用意しておくのが望ましいでしょう。
バードウォッチングに行く際に持っていくと便利なもの
カメラ
双眼鏡で野鳥を観察するだけでも楽しめますが、その姿を写真に収めることができるとより一層バードウォッチングが楽しくなります。
双眼鏡の項目でも先述した通り、間近に野鳥がやってくることはほぼありませんので、カメラも望遠レンズが必要です。場所にもよりますが、バードウォッチングで野鳥の写真を撮りたい場合は300mm以上の望遠レンズがおすすめです。
三脚・一脚
必須ではありませんが、野鳥の写真を撮影する際にカメラ用の三脚や一脚などがあると便利です。
野鳥の撮影は望遠レンズを使って行いますが、望遠であればあるほど手ブレの影響が大きくなってしまいます。手ブレ防止には三脚や一脚が効果的です。
コンパクトなアウトドアチェア
歩き回るだけがバードウォッチングではありません。野鳥が訪れそうなポイントで待つことも多々ありますので、簡易的な折りたたみ椅子があると便利です。
野鳥図鑑
街なかではスズメやハト、カラスなどばかり見かけますが、いざバードウォッチングをしてみると普段は見かけない沢山の野鳥に出会うことできます。初めて見る野鳥も多いので、その場で種類が調べられる野鳥図鑑を持っていくとより楽しむことができます。
ノート・筆記用具
野鳥を観察できたら、その場で場所や時間、周りの様子などをメモすると今後のバードウォッチングに活かすことができます。収集する喜びも生まれますので、フィールドノートもつけることをおすすめします。
ホッカイロ
冬場は防寒対策も必須です。ホッカイロなどの防寒アイテムも持参しましょう。
軽食・おやつ
色んな野鳥に出会えると時間が経つのも忘れて夢中になってしまうことがあります。小腹が空いた時に食べれる軽食やおやつも持参すると良いでしょう。
服装について
バードウォッチングに出掛ける際の服装は動いやすいことはもちろん、あまり目立たな色を選ぶのがポイントです。警戒心の強い野鳥は人間を見つけると逃げてしまう場合がありますので、自然に溶け込みやすい緑や茶系の地味な服装が望ましいです。
また、暑い季節でも虫よけや日焼け対策として長袖長ズボンがおすすめです。標高の高い場所に行く場合は気温も下がりますので、羽織るものも持参しましょう。
冬場は多くの渡り鳥を観ることができるバードウォッチングのハイシーズンと言えますが、しっかりと防寒対策をしていくことが重要です。手袋や場合によってはスノーシューズなども必須のアイテムとなります。
靴は歩きやすいものが必須です。登山靴などのよう靴底が厚く長時間歩いても疲れないものを選びましょう。いきなり新しい靴で長時間歩くと靴ずれをしてしまいますので、バードウォッチングの前に慣らしておくのもポイントです。
最後に(バードウォッチングのマナー)
バードウォッチングは老若男女が始めやすい趣味として人気のレジャーですが、気軽に始められるだけにマナーについてはよく周知されていない面もあります。
この記事を読んで頂いている方はバードウォッチング初心者さんが多いと思いますが、以下にバードウォッチングのマナーをリストアップしましたので、ぜひチェックしてください。
- カメラのフラッシュは使わない
- 野鳥の巣を見つけても近づかない
- 餌付けしない
- 環境改変は行わない
- ゴミをポイ捨てしない
- 立ち入り禁止の場所や私有地には入らない
他にも公園などはバードウォッチャーだけのものではなく、沢山の人が利用していることも忘れずに、周りの人に配慮することも重要です。一人ひとりがマナーを守り、みんながバードウォッチングを楽しめる環境を守っていきましょう。